所得が少ない人のふるさと納税は意味がない場合がある
所得が少ない人にとって特に所得税が控除等によって課税されないほどの金額になる場合では、そもそもふるさと納税をする意味がありません。むしろお金を無駄遣いしていることに他なりませんので、する意味が全くないものです。この制度自体をよく把握してその上で実行する必要が生じるものですが、そもそもこのふるさと納税では、一定金額以上の所得があってその所得から寄付金控除という項目で減額が出来るものです。すなわち、収入が少なく控除が他にもあってそちらですでに十分な場合は、控除できるものがありませんからこのふるさと納税における寄付金控除をさらにしようと思っても、控除できるものがないために意味がないと考えられると言うことです。
この制度を利用しようと考える場合には、できる限り事前の情報を確認して、所得や収入からいくらぐらいまでであればこの寄付金控除をしても損にならないかのシミュレーションを行うことも大事となってきます。この制度を利用しても損になるだけであれば、いくらお礼の品がいいとは言っても購入した方が、結局は安上がりになってしまいます。なお、この寄付金控除を行って得られる恩恵は、所得税及び住民税が自己負担相当分2千円を除いて減税になるというものです。翌年に退職を行う予定などの場合で、来年度の住民税を安くしたい場合などに、このふるさと納税を使って減税を行う場合にはそれだけ翌年の税負担が軽く感じられることでしょう。
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