FXには、トレーディングをコンピュータに任せるシステムトレードという手法があります。最初に売買条件を決め、その売買条件に従うようにプログラミングされたシステムを実行しておけば自動でトレーディングを行ってくれるというシステムです。人間がチャートを見続けることなく売買が行えるため便利なシステムですが、実行する際には注意点があります。利益が出ている場合でも、トレードを行った回数に対し利益を出したトレードの回数が少ないときは注意が必要です。

その場合は多くのトレードで損失を出しているものの、何度かのトレードで大きな利益を出したために損益がプラスになっているという状況です。FXは運に任せて一攫千金を狙うギャンブルとは違い、小さな利益を積み重ねた結果として大金を稼げる投資です。滅多に訪れないラッキーなチャンスで大金を稼いだとしても、次のチャンスも同じように稼げるとは限りません。損失を出すトレードを減らして小さな利益を重ねられるような調整を行うべきです。

調整を行う場合も注意すべきことがあります。調整をしすぎて「カーブフィッティング」に陥らないように注意しましょう。カーブフィッティングとは、過去の値動きに沿うように調整しすぎることです。システムトレードを行う際はバックテストを行いますが、そのときに利益が出る結果になったとしても実際に運用させてみるとバックテスト通りの結果にはならないことが少なくありません。

将来は過去のコピーでは無いためです。FXでシステムトレードをする際は、慎重に慎重を重ねた運用することが大切なのです。請求代行のことならこちら